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【高配当・優待銘柄】日本たばこ産業(JT)株購入してみた

JT株購入してみた 身近に株式投資をやっている人は少ないし、お金や投資の話をする人がいないということに気が付くので、こうして記事を書くことにした。 さて、今回は日本たばこ産業、JTの株式を買ったので整理してみたい。 JT株についての情報は溢れている。高配当銘柄、株主優待銘柄として人気があるので、関連情報は多い。JTは株式の33.3%を国家(財務大臣)が保有している企業という特殊性も備えている。他方、増税頻度の高いたばこを主に扱う企業であり、たばこに対する社会的制約が日に日に高まっていることや健康リスクから敬遠される商材でもある。人口減少が確実な国内市場では、市場そのもののパイが確実に小さくなる。JTは海外事業を強化しており、M&Aも果敢に実施している。海外市場については、日本以上にたばこの扱いはひどい。パッケージへの危険情報や肺がん等の写真の掲示は当然のこととなっており、今後は銘柄(ブランド)の違いすらわからなくなる規制導入の話も聞く。 このように、JTの主要事業を取り巻く環境は厳しい。将来性についても、疑問材料が多い。他方、政府にとってたばこ税収は賦課しやすさ抜群の品目であり、今後も税収への期待は維持されるだろうから、たばこ産業そのものの過度な衰退は望ましくない。国内市場に目がないので、海外事業で生存できるかがみるべき項目だと考えている。企業の価値は長期的には不安もあるが、短期的にはそこまでではない。 そんな銘柄ではあるものの、今回購入してしまった。 以前から指値2850-2900円で100株の注文を入れていた。購入直前は2900円で注文を入れていた。先日10日木曜日、米株下落に連動した株価下落局面で、この指値に余裕で届きそうになったので、若干修正をいれた2896円での購入となった。翌金曜日にJT株はさらに下げて2868円まで下げ、終値は2869.5円となっており、底値付近での購入には至らなかった。2018年の最安値2784.5円(3月23日)まで下がる展開の局面となるのか、3000円近辺への回復となるかは見通しづらい局面というのが正直な感覚である。 優待銘柄として購入し、長期保有をするつもりなので、短期的な株価の動向に一喜一憂する必要はないのだが、気にならないわけではない。優待の改悪や配当の減配などが生じないか、総合的に損失