【米国株投資】米ドルの管理をどうするか-MFF・普通預金・定期預金?(SBI証券をメイン口座とする場合)

外国株式投資をしていると少額の外貨をどのように管理するのが良いのかということを考えてしまいます。 SBI証券での配当受取 今年から本格的に米国株からの配当を受け取りはじめました。月々に口座に振り込まれる米ドルは少額ですが、投資をしているSBI証券の口座では一切の金利が生じないため、少しもったいない気がしてしまいます。 住信SBIネット銀行の為替コストの旨み SBIで取引するメリットは為替スプレッドを安く抑える仕組みがあるということです。SBI証券で円から米ドルに為替取引した場合、ほかのネット証券と同様に片道25銭がかかってしまいますが、住信SBIネット銀行で為替取引をした場合には片道4銭となります。ちりも積もればなんとやらで、これは大きなメリットだと認識できます。 ちなみにSBI証券のFXを利用すれば更に低い片道0.5銭で取引できます。しかし、1万通貨単位という規模で行う必要があるので、また別の話です。 なぜ、そんな話をしたかというと、住信SBIネット銀行からSBI証券へは外貨入金が簡単にでき、さらに即時に買付余力に反映される関係にあるからです。SBI証券のサイト内でも住信SBIネット銀行の為替コストの安さは大きく宣伝されています。 SBI証券から住信SBIネット銀行に外貨出金する際には、さすがに即時入金とはなりません。15:00を基準に、出金指示を15:00までに行った場合には翌営業日に、15:00以降に行った場合には翌々営業日に住信SBIネット銀行に振り込まれます。また、注意事項としては10通貨単位以上でないと出金指示ができないことがあげられます。 SBI証券の外貨口座に配当金を受け取った後、とりあえず私は住信SBIネット銀行に出金指示をして、米ドル普通預金で管理することにしました。 利回りについて 現在、住信SBIネット銀行の米ドルの金利は0.700%ですので、SBI証券で放置しておくのではもったいないという考えです。 もちろん金利だけを考えた場合、米ドル定期預金の金利は1.6%(1か月、2か月)~2.5%(2年、3年)と普通預金に比べて利率はよくなります。しかし、一定額が貯まったら米国株(含、ETF、ADR)の購入に充てたいと考えているので、長期で持つことにあまりメリットを感じませんでした。 加えて、ドル積立も少額な...